壁にどんな症状があらわれたら外壁塗装の時期か?
手で触れた時に白い粉がついたらメンテナンスの時期
外壁塗装のタイミングは、壁の状態をチェックすればわかります。一見、汚れていなく、状態に変化が見られないとしても手で触れてみて、指に粉が付着する場合があります。これを「チョーキング現象」と言い、塗装の劣化を示しています。住宅の外壁は常に雨風や太陽光にさらされています。そのため、年数が経つにつれ経年劣化していくことになるでしょう。塗装に関してもその影響を受けます。顔料がチョークの粉のようになり表面に浮き出ている状態となり、それを手で触れるとその粉が指に付着します。このような状態は、塗料の耐久力を失っていることを示しています。
汚れが目立ってきたタイミングもメンテナンスの時期
外壁は自然の風雨にさらされているため、埃や汚れなどが付着し積み重なることで見た目も当初よりも色がくすんできます。また、年数が経つことにより汚れが付着しやすくなる傾向もあります。
塗装に関して防水力も徐々に失ってきますので、汚れが付着しやすく、コケやカビなどが発生してしまうこともあります。この場合も外壁塗装のタイミングの目安の一つです。また、カビやコケなどは殺菌をすることも大切です。カビやコケは、ちょっと洗った程度ではきれいに取り除くことができず、根を張ります。高圧洗浄機で汚れを落とし、洗剤などを使用するなど少し手間もかかります。また、塗料には、カビやコケを防ぐための防カビタイプのものもあるため再発を防ぐために適切な塗料で塗り替えを行います。
塗料の耐久性で外壁塗装のメンテナンス時期は変わってくる
外壁塗装用塗料はいろいろな種類があり、アクリル樹脂系塗料やウレタン樹脂系塗料、シリコン樹脂系塗料、フッ素樹脂系塗料などその他にもいくつかの塗料があり、その中から選ぶことになります。耐久性は低いもので5年から8年、高いもので15年から20年とあります。
その他にも、成分が溶剤か水性かなどの違いでも耐久性に違いがあります。
長う年数塗り替えをしたくないというならば、できるだけ耐久性の高い塗料で外壁塗装をするというのもいいでしょう。塗料に関しての耐久性という点からチェックすることで、ある程度の目安が判断できます。