サーモグラフィーカメラで診断

高性能で効率的な建物診断、雨漏り診断

大規模修繕センターではサーモグラフィーカメラによる、高性能で効率的な建物診断、雨漏り診断を行っております。
サーモグラフィー診断は、タイルの剥離や、建物内部の雨漏り・漏水の状況を把握することによって、劣化を最小限で発見することができ、将来的にコストダウンに繋がります。

サーモグラフィーカメラによる診断メリット

非接触で計測することができるので、安全かつ効率的な診断を行うことが出来ます。また計測したデータは熱画像として処理されますので、より見やすく、わかりやすいデータを提示することが出来ます。

サーモグラフィーカメラによる外壁診断

外壁の剥離部分では、駆体部分とタイルやモルタルなどの界面に隙間が生じ、空気による断熱部分が形成されます。このため、日射などの影響により、温度が変化すると、健全部と剥離部の間の熱伝導の違いにより、外壁の表面部分に温度差が生じてきます。この温度差を赤外線サーモグラフィーカメラにより測定することで、異状部分を見つけることが可能となります。

10年保証

基本は5年間~最長で10年間です。故意や過失による防水層の破断。天災による破断などは保証されていません。それから施工箇所以外からの漏水も保証外です。あくまで施工した防水箇所の塗膜性能保持とその防水効果のみです。

要するに防水層に故意や過失で穴をあけ、損傷を加えた後の漏水は保証されないということです。
保証には必ず以下の項目が記入されてると思います。
・5年以内でトップコート(上塗り)を塗り替える事

防水層には

  • 1.プライマー(密着向上。素地調整など)
  • 2.主剤(主に防水の役割)
  • 3.トップコート(紫外線劣化防止)

と分かれており、防水性能の役割を果たしているのが主剤です。主剤を守るのがトップコートです。トップコートには樹脂が含まれており、塗装工事と同じく被膜することで紫外線から守っています。主剤そのものには紫外線を防ぐ成分は入ってません。

一番大事な防水層を守る為にはトップコートは必須項目です。しかし、紫外線から守るトップコートも経年劣化にはかないません。塗装工事と同じく塗り替える事で下地を守っています。樹脂という事は塗装と同じくランクも設定され、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、シリコン樹脂、と樹脂により紫外線劣化も変わってきます。