アパートやマンション空室対策は外装カーブアピールでをおしゃれに

不動産業界用語に「カーブアピール」があります。第一印象が重要だということです。物件のブランド力を劇的に向上させて、空室を減らしましょう。

カーブアピールは重要です！

「カーブアピール」という用語をご存知ですか？「カーブ」とは歩道の縁石のことで、カーブアピールとは「最初に目に入るその建物の外観」を指します。

営業マンに置き換えて考えてみましょう。営業マンは「第一印象」が重要といわれます。まず見た目で、次に内面、人となりを見られます。有名な「メラビアンの法則」でも、人は他人の印象を以下の割合で判断するとされています。

例えば、話の内容がポジティブであっても、表情が険しければ声のトーンで話をする話者に対して、人はネガティブな印象を持つということです。営業マンにとって笑顔や清潔さは「口以上に物を言う大切な商売道具」と言えるでしょう。

これは建物にもあてはまります。興味を持ってもらうには第一印象が重要で、最初で悪い印象を持たれると、いくら言葉で取りつくっても覆すのはのが難しいといえます。外観の印象が悪い建物は、成約につながりにくいのです。

逆に、高級感・清潔感・利便性の様子が見られると、成約までの距離が短くなると言えます。

外装をリフォームすると、内見が増えるだけでなく、既存入居者の解約抑止効果も高まります。空室対策を検討されている方は、カーブアピールに力を入れてみてはいかがでしょうか。

調査結果によると、契約した人は物件情報を探す際に「写真」を重視しています。問い合わせや訪問をする不動産会社を選ぶ時のポイント写真の点数が多いがトップでした。

「物件を探す時に必要だと思う情報は？」という質問に「外観の写真」と答えた人は、「間取り図」と答えた人に次いで2位。賃貸では、間取り図や設備の写真に次いで「6位」となっています。

学生・社会人・男性・女性を問わず物件外観の写真が1位でした。次いで2位が内装写真。

調査結果から、外観の良し悪しがお問い合わせ数に影響することがわかります。

なら「築年数が新しいほう選ばれるのでは？」と思われそうですが、そんなことはありません。「築年数は外観がよければ気にしない」というアンケート結果もでています。

アパートやマンション選びでは、外観に対する注目度が高いのでしょうか？。「外観が綺麗なところに住みたい」、理由はそれだけでしょうか？。

「分譲マンションは管理を見て買え」という表現は、ネットでも頻繁にでてくるワードであり、中古マンションを探している多くの方が目にしています。

以下のような専門的な情報をネットから仕入れています。

ネットの情報で物件を見る目が肥えた消費者は、塗装が古い物件に対して「雨漏りリスクが高い」思うでしょう。そして「この物件のオーナーは、維持管理の意識が低いので不安だ」と思うのです。

ですから、賃貸アパート・マンションの管理者は「外装に劣化があると、管理能力が疑われる」と考えるべきでしょう。外装の改修を後回し、放置するメリットはありません。

お問い合わせが少ないのには以下のことが考えられます。

アパート・マンションのオーナーは外装に自信がない方は、見積りだけでも取ってみてもよいと思います。改修するかどうかのご判断は、そのあとでも遅くないでしょう。

「間取りや立地、周辺環境のほうが大事では？」はたしかに大事ですが、それは物件の内面的要素です。それ以前に見た目が悪いと、そもそも門前払いです。

建物の見た目（外装）は変えられます。カーブアピールで入居者アップを目指してはいかがでしょうか。